2020年現在、ここで俺の58年の人生を事細かに説明したところで皆さん退屈だろうから真理
というものを説明しましょう。『真理』、これは想像力の世界になります。先ずは魂というものが
在ると想像する。そして自分の思いが魂に刻まれ、いずれそれが自分が体験する自分の現実とな
る。こんな単純な理屈である。例えば他の人に対して怒っている自分がいるとします。真理から
言えば「他の人なんていない。そこには怒っている自分がいるだけ」です。例えば女に振られて
悲しんでいる。真理から言えば「女なんていない。そこには悲しんでいる自分がいるだけ」です。
もちろん他人がいないわけではない。確かに自分が存在するように他人も存在するわけです。
だが自分の魂に刻みつけられるのは自分の思いだけであって、相手のせいで自分がそう思ったとい
う事はない。あくまでも自分の気持ちは自分の判断なんだよ。相手のせいにするという事は
『迷い』なんだよ。当然、迷っていれば自分の人生は自分の思い通りにはならない。
真理というものを説明したものはこの世にたくさんあると思いますが、知っていても実践しな
きゃ意味が無い。完璧に真理を説明したとしても実践しなければそれは机上の空論である。
これは想像力の世界なのでどこまで信じ切れるかが大事なわけです。
「心の中こそが真の現実であって、この世は夢の世界だ」と言われて素直に受け入れられますか。
見えるし聞こえるし物には触れるし、それでも「この世は夢の世界なんだよ」と言われて素直に
受け入れられますか。
例えば『怖くないよ』と口では言えるけど問題は『自分だけが知る自分の心の状態』なのです。
どんなに強がりを言ったところで心の中で恐れていたらそれが貴方の真の現実なんですよ。
心の中は他人には見えないからいくらでも隠しておけるけど、魂に刻み付けられるのは自分だけが
知る自分の心の状態なのです。そして魂に刻み付けられたモノがいずれ自分が体験する現実となる
わけです。『怖くないよ』と口で言ってる言葉など何の意味も無い。だから勇気を持って覚悟を決
めて努力し続けなければならない。
本物の勇気を持つことが大事なわけです。本物の覚悟を決めることが大事なわけです。
そして努力し続けることが大事なわけです。簡単じゃありませんからね。
だからこそ挑戦のし甲斐もあるわけだ。
「魂って何だよ」って、だから在ると仮定するんだと言ってるわけです。だって魂って形が無い
んだから便宜上とりあえずは仮定するしかないんだよ。まあ法則ですよ。
「自分だけが知る自分の思いが魂に刻みつけられ、いずれ自分が体験する現実となる」わけだ。
自分自身が生み出した自分の現実を体験しながら皆さん泣いたり笑ったり怒ったりしているわけ
だ。要するに迷いですよね。しかしながら迷っている事にすら気づかない。
でも無理に悟りの境地なんて目指す必要もないんだけどね。
悟りの境地など目指さなくても別に法律違反でもないしね。
ただ俺は【悟りの境地に達する法】というのが好きで好きでどうしようもないんだよ。
相手を変えようとしてはいけない。自分を変えていくのです。
自分が変われば相手も変わるのです。
自分が変われば自分が体験する現実が変わるという事です。
自分を変えるためには正しい知識が必要なのです。
自分を変えるためには勇気を持って覚悟を決めて努力し続けなければならない。
挫折する事も多々あるだろう。挫折しても良いんだよ。
そしたらまた立ち上がってその道を歩み続けるのです。