10、六道から抜け出せ

これは『悟りの境地』に達する為に書いたもので、全て実際に俺がやってきた事です。

俺は『思考』というものを最も大事にしている。善い思考を持ちたいですよね。

どんな理由が有っても人を殺めたら警察に捕まってしまいますよね。

そんな時に『忍耐』が大切になってきます。

例えば俺の場合、義父から「お前は俺の子供じゃねえんだぞ」といった具合にイジメられて

育ってきた。それでも俺は悲しいなんて感じた事もない。ただ憎かっただけだ。

俺はぐっと堪えた。子供だった俺は、「俺が40くらいになってあいつが70くらいになって

力関係が逆転したら地獄を見せてやる。それまでは何があっても我慢する」と決めた。

そう決めてから20歳になり『悟りの境地』を目指す事になる。

忍耐があれば殺してやりたいと思うほどの相手ですら許す事ができる。

あくまでも自分の魂が汚れているから苦しむのであって、相手のせいで苦しんでいるのではない。

忍耐がないと悪循環から抜け出せないんだよ。だからお前は六道から抜け出せねえんだよ。

地獄界から天界の六道の中だけでぐるぐる回っている状態だ。

忍耐を持ち続けていれば憎しみなど自然に消える。先ずは忍耐を持ち六道から抜け出せ。

六道から抜け出せば憎しみなど自然に消える。

六道から抜け出すだけでも素晴らしい世界が待っている。これは人間の意思の力で出来る事だ。

要するに六道から抜け出す事や菩薩界までなら煩悩が有っても到達できると言ってるわけだ。

煩悩が有っても成功者(例えば金持ち、有名人)にはなれるという事です。

それで満足ならそれでも良いと思います。

 

本来人間は楽しむ為にこの世に生まれて来るのだから、幸せな家庭を築き、出来れば多くの

富を得、たくさんの仲間を持ち、楽しい人生であるならば無理に神の領域など目指さなくて

も良いと思います。ただ俺はこれが好きで好きで、

どうしようもなく好きなのでこの道を歩んだのです。

 

単に金持ちになりたいとか思うのなら別に俺に教わらなくても誰かがやっている

自己啓発セミナーに出てみるとか、世の中には多くの自己啓発の本があるのでそんな

ものを読んで実践すれば良いと思います。どんなに自己啓発セミナーに出席しても、

どんなに自己啓発の本を読んでも、上手く行く人とダメな人がいます。

その違いはどれだけ本気かという事です。

貴方がどれだけ本気になれるかという事にかかっている。

 

金持ちだからといって神の領域に入れるものでもない。

貧乏人だからといってダメだというわけでもない。

全ては貴方がどれだけ本気になれるかという事にかかっている。

どれだけの代償を支払えるのかという事にかかっている。

もちろん俺に大金を払えと言ってるわけではない。

簡単な願いですらその道を歩むのは貴方自身ですからね。

例えば人生というものを無駄にしても構わないという覚悟を決められますか。

叶うまで祈り続ける覚悟がありますか。

低いレベルの簡単な願いですら叶うまで祈り続ける覚悟は必要なんですよ。

ここで大事な事は『自分だけが知る自分の心の状態』が魂に刻まれるという事だ。

例えば俺に文句を言ったところで何の解決にもならない。

そもそも人に文句を言っているようでは願いなど叶うわけもない。

もし俺に「願いなんか叶わねえじゃねえかよ」と文句を言ってきたとしよう。

俺に文句を言ってくるという事はそもそも俺の言う事を聞いていないという証拠である。

 

文句を言ってくるという事は修羅界に在るわけです。先ずは六道から抜け出せと言ってるわけだ。

変化には苦悩や苦痛が伴うんだよ。その場で留まっていれば楽なんだよ。

修羅界にいて「願いなんか叶わねえじゃねえかよ」と俺に文句を言ってれば楽なんだよ。

先ずは修羅界から抜け出せ。次は六道から抜け出せ。変化には苦悩や苦痛が伴うんだよ。

成功したければ苦悩や苦痛を乗り越える覚悟を決めろ。

それに見合う代償を支払う覚悟を決めろ。

 

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